発達メガネと家族の日記

発達障害と向き合いながらなんとか生きてるポンコツさんとその家族の日記

チック症の苦しさ 症状と解消方法 周囲の対応について

発達障害の一種とも言われ、ADHDの多動と関連して発症しやすいとも言われるチック症。
私も持ってます。チック症。子供のころからずっとです。
脳の働きを調整する神経伝達物質であるドーパミンの働きが偏ることによってチックが起こると言われてわれています。
もう約40年の付き合いです。そんな自分が思うこと。書いてみたいと思います。

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私のチック症の症状について

  1. 頭をを小刻みに振る動作
  2. 目を強く瞑る
  3. 顔面の片側を歪ませる
  4. 鼻をクンクン吸う動作
  5. 顎を左右にずらす動作

いま持っているのはざっとこんな感じです。特に1と2と3は、他人からみてもすごく気になる症状だと思うので、ほんとうに昔からコンプレックスでした。

最初は小学校低学年のころに1が出て、そのあと2が出て、1と2の時期が交互に現れる感じ。
3,4,5は高校生か、大学生くらい以降に新たに加わりました。
いまはこの5種類持ってます。

 

チック症で困ること

  1. 人目が気になる
  2. 人と目を合わせられない
  3. 肩こり、頭痛、疲労感
  4. 集中力が保てない
  5. とにかくとめたくてもとまらない(汗)

やっぱり、人目は気になります。長い間持っている症状とは言え、いくつになっても。
電車の中ではチックがなるべく出ないようにひたすら全身に力を入れてます。

 

人と一対一で話すときも、出ないように出ないようにと気を付けながら話しますから、途中で話が分からなくなったりしますし、結局ガマンできずにやってしまいます。

そうすると相手も見ちゃいけないところを見てしまったみたいな感じになってお互い居心地悪い感じになってしまいます。
 

また、身体的には、動作によって引き起こされる、肩こり、重い頭痛、顔面の疲労や痛み、身体の脱力感など。

 

特に困るのは頭を振る動作で脳が揺さぶられるのか、慢性的な頭痛です。
頭痛くなるからやっちゃだめなんだ!って思うと逆にやってしまいます。

 

我慢しなきゃと思うと10秒くらいはできるんですが、その後我慢したぶん反動で一気にだあぁぁぁーっていろいろやってしまいます。

「え、ガマンしようと思うとできるんじゃん?」って思われるかもしれませんが、ガマンしてると体の中からむずむずじわじわチック汁が脳内、顔面、背筋、いろんなところにあふれ出してるような感触になり、だんだん制御できなくなる状態になるんです。だからやらないわけにはいかないんです。  

困る。というより、苦しい。ですね。 

 

チック症の治療について(薬での治療結果)

子どものときは、僕らの田舎ではチック症なんてあんまりメジャーじゃなくて、頭を振っているととにかく親からたいへんだ!みたいな感じで言われて、整形外科に連れて行かれました。そして椅子に体を固定して、上から頭をベルトで引き上げて首を伸ばす器具。これを毎週やってました。
整形外科の先生もなんの疑問もなくずっとこの治療続けてました。当然効果なし。

そして大人になってから、自分でネットや書籍などから情報を得て、ようやく、あ、チック症だったんだ。。と気づき、初めて心療内科に相談に行きました。
ここで薬をもらって飲めば落ち着く!そう信じて。
エビリファイ
セレネース
リボトリール
ジアゼパム
いろいろ試しましたが、、なんとなくですが、よけいにひどくなったような気がします。。
結論、効果なし(泣)

 

私のチック症の解消方法

結局病院のお薬でも、首を伸ばす器具(汗)でも治りませんでしたから、おそらく私の症状は、体の内部からでも外部からでもなく、心、気持ちを治すことがよいのだろうと思います。
緊張せず、ストレスを感じず、とにかく心がリラックスできて、心地よい環境を作ることが、一番の方法だと感じます。

1. 休養を取る。リラックスする

誰からも見られず、とにかく一人になれるところでゆっくり目を瞑る。ぼーっとする。なにも緊張する要素が無い。
そういう時間がとれれば自然と症状も治まります。
(そういう場所がどこも無いときはトイレの個室でもいいですね(笑)) 

2. チック症であることを周りに知ってもらう

勇気のいることではあると思います。恥ずかしいとも思います。言いにくいと思います。ただ、家族や恋人、近しい人には打ち明けた方がよいと思います。でないと、相手はもう気づいてますから。変な動作する人だなって。でも言わない方がいいんだろうなって気を遣ってるはず、です。

そんな状態ではお互いに居心地悪いじゃないですか。そのストレスがよけいに誘発することもありますし。
親しい人と居心地のよい、安心できる環境を作るのがチックが出にくくする方法の一つだと思います。

 

チック症をもつ人に対する、周囲の気遣い、配慮の仕方

無視してください。温かくです(笑)
人に見られて何か言われると思うと、やっちゃだめだと強く思いますし、やっちゃだめだと思うとよけいにチックがでます。だから自然な「無視」で接してもらえるとありがたいです。

 

子どものころは大人たちもやはりそういった知識が無かったので、
私はチックの動作をすると、親からは「やめろ!」と怒られ、「しばらく動きとめときなさい」と言われ、強い力で押さえつけるように肩をマッサージされたりもしました。

 

授業中には、先生に、クラスのみんなの前で、「〇〇!首振ってるなー、お前首振り人形か!」なんて言われたりもしました。

 

こういう大人たちの行為、すべて逆効果でした。どんどん酷くなり、あらたな種類のチックも追加されていきました。

 

やはり、そっとやさしく温かく無視してもらえるのが、一番ストレスを感じないので効果的だと思います。

 

最後に

チックが出ることで悩み、一番苦しんでいるのは、誰よりも当事者(私たち自身)です。

まだ小さいお子さんの場合はそっとしてあげているとそのうち症状が消えることも多いです。

最初は戸惑うかもしれませんが、周囲の方々には正しく症状を理解いただき、なるべく普通に接したり、職場でも必要な合理的配慮を行うなどの支援をお願いできればと思います。