発達メガネと家族の日記

発達障害と向き合いながらなんとか生きてるポンコツさんとその家族の日記

「自分は発達障害かもしれない」という著名人の方について

これは、おそらく賛否両論ある話かと思いますが、
最近著名人で「自称発達障害」の方がすごく増えている気がします。

とくに芸能人や経営者といった方。

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「自分は発達障害かもしれない。」

そう言ってしまうことは別に悪くないですし、そう思ってすごく困っているなら
早く診断を受けて早期に対処を行うようにしてほしいです。

適切な対応を受けることで楽になってほしいです。


ただ、なんとなく注目を集めたいとか、少しおっちょこちょいなところ、イケてないところを発達障害と結び付けて発言しているだけなら、ボク(当事者)としては非常に複雑な気持ちです。


発達障害ってそんな軽いもんじゃないですよね。

単なる「困りごと」「生きづらさ」の言葉では言い足りないくらい。

ボク自身も過去、自分に対して絶望の連続で、死を考えたことも何度かあります。

そのたび、子供の顔を思い浮かべて、涙をこらえながら必死に生きてきました。


同じ発達障害をもつ方々も、必死に生きています。

自分がちゃんとした生活、仕事ができなくて打ちひしがれて毎日涙を流している人もいます。


そんなたいへんな、決して軽くない重大な障害だと思っています。


だから「自称発達障害」な著名人、経営者が、自分も自分も!って気軽に
「自分もいつも忘れ物多くて発達障害だと思うんだけどなー」
とか、

「子供のころからちょっといつも抜けてるとこあるんで、たぶんADHDですね、」
みたいに軽く発言していると、

 

見ているひとからは、

「発達障害ってつらいわけじゃなさそう」
「発達障害って頭よくてうらやましい」

みたいな変な誤解がうまれたり、

 

世の中こんなにいっぱい発達障害の人がいるんだったら、
言ったもん勝ちじゃん、とか、

別に当事者のことを特別配慮する必要もないかも。
みたいな

そんな風潮になってきそうで怖いです。


以前私の会社でもあったんですが、
うつ病で休む人が多発したときに、
周りの同僚のうち一部の人間が

「うつの人ってホントにそうなの?」
「うつの診断書、おれももらいてぇなー、休みたいよー」
「忙しいときにうつとか言って、あいつ逃げたね」

みたいな話をしだしたときは、ゾッとしました。

それと似たような感じになってきそうでちょっと危ない気がしています。


もしかしたら発達障害かもしれないって思う人がそう発言すること。
これを悪いと思うかどうかはほんとうに人によって賛否両論かとは思いますが、

とにかく、かもしれないと思うなら、早く診断をうけて、しっかりとした治療と自己対応を行うようにしてほしいです。

そして本当に困っていることを自ら発信してほしいです。


以上、自分の思うところでした。